医学関連のニュースサイトを見ていたら、
「第1回日本がんサポーティブケア学会学術集会が開催」っていう見出しを見つけた。
サポーティブケア学会!!
たしか、今年の乳がん学会の患者セミナーでも「サポーティブケア」っていう言葉が登場していた。
「サポーティブケア」とは、
具体的には、サポーティブケアは以下の役割を担います。がんの症状や合併症の軽減。治療毒性の軽減や予防。疾病と予後に関する患者とのコミュニケーションを支援。患者が積極的な治療により、できるだけ多くの利益を受けられるように支援。患者や家族の心理的負担感の緩和。がんサバイバーの精神心理的および社会的な問題への支援。
「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン分野別委員会『サポーティブケア』」より
その第1回目の学会。開催は、9月3,4日。
もう終了してた。知らなかった~。
でも、さすがにまだ一般の人が聞きにいけるようなセミナーはなかったみたい。
第1回日本がんサポーティブケア学会学術集会
サイトを見てみたら、
学会長の相羽惠介先生(東京慈恵会医科大学内科学講座腫瘍・血液内科)の
「副作用を制する者はがん治療を制する」というあいさつ文が、力強くて頼もしくてうれしくなった。
すなわち有害事象(多くは副作用)に対しては、がん薬物療法を行った者がすべて責任をとらねばなりません。その覚悟と自信のないものは無闇にがん薬物療法を行うべきではありません。
十分なる知識と経験、知恵は万全の副作用管理を可能とします。
がん治療での有害事象について「行った者が責任をとる」なんていう考えが、今、一般的な医療者側にどの程度あるのだろう。(こんなこと思うのは、失礼かな…)
私が抗がん剤(AC+T)を始めるときの、あの怖さは、「得体の知れないもの」に対する恐怖と不安だった。
始まってしまえば、ある程度は肝が据わってしまって、
大抵のことは何ということもなくなってくるけど、
想定外のことが起こると、やっぱりびっくりする。
そういう、患者がびっくりしちゃうような副作用が起こったときでも
医療者の豊富な知識と経験でフォローしてくれたら、すごく心強い。
「主治医の先生がそう言うんなら、大丈夫。辛いけど頑張ろう。」って、きっと思える。
基本的に投薬中の患者は皆、