ここちよい私を探して ~乳がんになんか負けない

2014年7月、乳がんと診断されました。 全摘手術して、抗がん剤、放射線を経て、ホルモン療法真っ最中。 そして2016年、ようやく本格的に社会復帰! 楽しいこと、うれしいこと、これからたくさんありますように。

カテゴリ:乳がん治療 > 放射線治療

2015年の4月から5月にかけて、放射線治療をしたあとの肌、
このところ、お風呂上りのケアをサボっていたら、なんだか硬くなってきた。
触ると少し、ごわごわカサカサな感じ。
皮膚が硬くなると、色も少し黒ずんで来る。

まずいまずい。
どのくらいケアをサボっていたのかな。1週間くらいかな。
ということで、ヒルドイド登場。

ヒルドイドを使い始めたのは、
化学療法のパクリタキセルで顔に赤く炎症が出たときに、腫瘍内科の先生が出してくれた。

でもその後、
腫瘍内科の別の先生の話だと、「ヒルドイドは顔には塗らないで」って言われてびっくり。
目とか粘膜に入っちゃまずいから、顔には塗らないんだそうな…。

容器のウラを見ると、
「目、粘膜、傷口には使用しないこと」って、書いてある。
ネットでは、美容目的で顔にも塗るっていう記事がたくさんでてるけどね~。
どうなんでしょ。目に入らないように気をつけて使えば大丈夫なのかしら。

で、その先生に、
顔には目に入っても安全なワセリンをすすめられて、一時、ヒルドイドは使わなくなっていたんだけど…。

放射線治療が終わって日焼け状態のヒリヒリが落ち着いたら、乾燥が酷くて、
それで思い出したヒルドイド。

で、
ヒルドイドの「ヘパリン類似物質」っていう主成分が、すごく保湿効果が高くて、
いいらしいって言うのを聞いて、また使い始めることに。

私が使っているのはローションタイプ。
他にも、クリームタイプ、軟膏、ゲルとかの種類があるらしいけど、
ローションタイプは、手に取って塗ると、ゆる~く伸びて使いやすい。
image

私の放射線治療は、患側の左胸全体と鎖骨の上に当てた。
鎖骨の上に放射線を当てると、その場所のちょうど裏側の背中の肌にも影響があって、右手で左肩の後ろ辺りを触ると、
その部分だけ、乾燥してカサカサしてるのがわかる。

放射線科の先生も看護師さんも、保湿するようにって言ってたし、
そういえば、
今年7月に行われた乳がん学会での患者セミナーでも、もし再建を考えるなら保湿は特に大事って言ってたっけ。

私は、再建はするつもりはないけど、
乾燥してると傷もつきやすくなるし、これからの季節は特に気をつけなくっちゃ。


今日書いた過去記事はこちら↓↓
  2014.10.20  抗がん剤 AC療法1回目投与から7日目 下痢

ではでは。
今日はこれにて。


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病院に行ってきた。
乳腺外科と放射線科。

息苦しさも落ち着いて来ているので、このまま様子見でいいでしょう、と。
咳は、1ヶ月から数ヶ月は、収まるまでにかかるかも、だって。
「マスクしといたほうがいいかしら?」って聞いたら
「そうだねー。ここに細菌性の何かが入ってきたら治療がややこしくなるからね」と。
そりゃそうだ。聞くまでもなかったか。

最近、はしかが流行ってるらしいしな。

実は私、はしかも水疱瘡も、ついでにおたふくかぜも、やってないんだよな…。
気をつけなくっちゃ! こわいこわい。

そうそう、乳腺外科の先生の話。
「放射線科の先生の診断も、『肺臓炎で間違いないでしょう』ということでした」と。
お、ここで出てきたか「肺臓炎」ってことば。
もう、いろんな病名の単語が出てくるな。

っていうか…。
放射線治療を始める前の面談票には、「放射線肺炎」じゃなくて「肺臓炎」って書いてあるんだよな~。
放射線肺炎って大雑把な言い方なのかな~、って勝手に思う…。
BlogPaint
(↑↑ 放射線治療を始める際の面談票 2015.4.1)

ホルモン療法との関連についても聞いてみたけど、
どっちの先生も、「関係ない」とキッパリ。

そっか~。
呼吸器関連の論文、ちょっと古かったしな~。結局は「関連は認められない」ってなったのかな…。
関係ないなら、安心してホルモン剤飲めるし良かったか。
うんうん、そういうことにしとこ!

ホルモン療法の方は、
リュープリンが6ヶ月製剤になったから、エキセメスタン錠が手元にあれば半年間は外来通院も必要なし。
ということで、次の外来予定は、なんと来年の3月!

その間に、また息が苦しいとか、咳がひどくなったとかあったら来てね、と。
「予約が取れなかったら、予約外でもいいから」と。
まー! 乳腺の先生、いつもはそっけないけど、こんな優しい言葉が出てくるなんて!!
やればできるじゃん!! (失礼しました。)(^_^.)

来年の3月、元気に通院できますように。
鬼が笑う!? はっはっは~~、笑いたまえ!(ーー;)


今日書いた過去記事はこちら↓↓
とうとう、化学療法がはじまります。
  2014.10.7  腫瘍内科で、化学療法の説明と臨床試験の話


ではでは。
今日はこれにて。


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肺炎のはなし。

肺炎なんだから、放射線とか、ましてや乳がんからのアプローチじゃなくて呼吸器の話よね、と思って調べてみたら、
呼吸器系の学会の学会誌に、参考になる症例をいくつか見つけた。2011年、2013年って、ちょっと古いのが気になるけど。

その症例報告によると、
術後乳がんの接線放射線治療後の肺の有害事象は、射線中の内分泌療法が関連しているのではないか、と。 (後日、病院の診察で「ホルモン療法は関係なし」って言われました。)

たしかに、私も
照射開始から10日後くらいからホルモン治療が始まった。

その他、私がその症例と一致するのは、
・照射したところじゃなくて、照射野外で発症
・リンパ球上昇

症例では、
発症時期は照射後数ヶ月から1年くらいで、その後数ヶ月から半年くらいで改善する、って感じだから、
それに比べると、やっぱり私は随分と遅く発症してるんだよな。
改善するには数ヶ月はかかるのか~~(TДT)

コレを読んで驚いたのは、
肺がんを疑って、肺の部分切除術をした例もあること。
術中の検査で肺炎ってコトがわかったってあるから、
「肺がんの疑いがある。手術で切ってみないとわからない」って感じで手術したのかな~と思う。

たぶん、こういう事例があったからこそ
今はCTの画像診断だけで肺炎って診断ができるんだろうな、って思う。
今は、なんともありがたい時代だこと…。

発症後、咳とか呼吸苦が酷くなればステロイド薬が投与されるみたいだけど、半分は無治療でも改善しているっぽいし、
それほど重大なことに発展した例はないみたいだから、その辺はひと安心。
ただ、一回良くなっても再燃してる例は少なくないな、っていう印象。

これから寒くなるし、
風邪はひかないように注意しとこう!

明日は病院で、経過を診てもらいにいく。
咳は出るけど息苦しさはなくなってるから、たぶん大丈夫!

以下、引用。

●日呼吸誌, 2(3): 169-174, 2013
乳癌放射線治療後に出現した照射野外肺野病変の臨床的検討

乳癌放射線治療後の肺有害事象として,照射野外に出現する器質化肺炎,好酸球性肺炎がある.東京都立多摩総合医療センターで経験した器質化肺炎9例,好酸球性肺炎1例,合計10例につき,後方視的な解析を行った.患者は,すべて非喫煙女性で平均年齢は62.3歳であり,照射終了から発症までの平均期間は119日であった.9例で内分泌療法が施行されていた.7例はプレドニゾロン内服,3例は無治療で全例改善したが,3例で再燃を認めた.照射野外肺有害事象の発症に喫煙が抑制的に,内分泌療法が促進的に作用する可能性も考えられたが,今後検討を要する.


●日本呼吸器外科学会雑誌 Vol. 27 (2013) No. 1 p. 28-32
乳癌術後放射線治療後に発症した器質化肺炎の1例

左乳癌温存術後に放射線照射及びアロマターゼ阻害薬による術後補助療法が施行され,10ヵ月後の胸部CTで照射野外の左肺下葉末梢にスリガラス影を伴った28 mmの辺縁不整な結節影を認めた.

今回放射線療法に併用されたアロマターゼ阻害薬が発症に関与している可能性が示唆された.


●日呼吸会誌, 49(6): 458-464, 2011
乳癌術後放射線照射後に発症した器質化肺炎の3例

全例で乳房温存術後に胸部接線照射及びタモキシフェン(tamoxifen;TAM)による術後補助療法が施行されていた.2例は発熱,咳嗽にて発症し,1例は無症状で発見された.画像上全例で照射野外に及ぶ肺野末梢側優位の肺胞性陰影を認めた.気管支肺胞洗浄(bronchoalveolar lavage;BAL)では全例でリンパ球比率の上昇,うち2例では好酸球比率の上昇も認めた.経気管支肺生検(transbronchial lung biopsy;TBLB)では全例でOPの所見を認めた.有症状の2例ではステロイド治療により速やかに症状,画像所見ともに改善した.無症状で発見された1例は自然経過で陰影は消失した.近年同様の症例の報告数は増加しているが,その発症機序は明らかでない.我々が経験した3例からは,放射線療法に併用されたTAMが発症に関与している可能性が示唆された.

ではでは。
今日はこれにて。

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ずっと気になっている肺炎。

今日は、昨日よりもたくさん息を吸えるぞ!
回復傾向か!? いーぞ、いーぞ!(^^)

咳は…、どうなんだろー…。
うーん、これが気になる…。

今日は、
友だちにバーゲンに誘われたけど、この咳が気になってお出掛けはナシ。人混みはやめておく。(;_;)

というわけで、3連休にもかかわらず、
地元のタリーズで大人しくお一人さましてたから、
今日は全然おしゃべりもしてなくて、しゃべるとどうなるかイマイチわかんないけど、
やっぱりまだ喉の奥がムズムズして、やっぱり乾いた咳が出る。

今回の肺炎。
原因は放射線じゃないんじゃないの!?
ってちょっと思ったけど、
やっぱりまた、ちょっと考え直した。
CT検査の白い影は、放射線を当てた側だけに出てたから、
やっぱり放射線のせいかなー、とか…。

まー、原因はどうでもいいんだけどね。苦しくなくなってくれさえすれば。

明日も、大人しくしてる予定…。
体力増強計画も、実行はちょっとだけおやすみ。
元気になったらあちこち行けるように、計画だけは練っておこうかな。

今日は三連休の中日。
近所の神社ではお祭りをやっていて、お神輿も出てすごく賑やか。
金魚すくいとか、射的とか、たこ焼き、お好み焼き、そんなテキ屋さんも出てるみたい。
ちょっと雨が降りそうだけど、どうなのかねー。


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先週、息苦しくて外来へ行ったら「放射線肺炎」っていわれたその後…。

放射線肺炎って、やっぱりなんだかよくわからない。
gooヘルスケアには、
「放射線照射で肺に間質性(かんしつせい)肺炎を起こし、さらに線維症(せんいしょう)を起こす病気」ってある。

なに??
結局これって、
「間質性肺炎&線維症」っていうこと??

で、
どのサイトを見ても「1~3カ月後に現れることが多くみられます。」ってあるけど、
どう考えても、時期的におかしいよ。
私の放射線治療は、去年の5月に終わってるし。

一体いつから肺炎になってるんだ??

放射線治療以降で何が思い当たるかといえば、「ホルモン療法」しかない。
つい先週打ったのはリュープリンだけど、それまではゾラデックス。
それと経口のエキセメスタン。

ゾラデックスとエキセメスタンの添付文書を探し出してみた。
そしたら、2つとも
「重大な副作用」として「間質性肺炎」が出ているじゃないの!
「0.1%未満」ってあるから、ほとんどはないけど0.1%はあるってことよね。

↓↓ゾラデックスを始めるときにもらった冊子にも、ちゃんと出てるじゃん!
ゾラデックス「治療ガイドQ&A」より
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ちょっと~~(*`Д')
ちなみに、リュープリンの添付文書見ても、副作用で「間質性肺炎」って書いてあるよ。
そのリュープリンだって、先週打っちゃったよ。
しかも6ヶ月間も、じわじわ有効成分出しちゃうやつ。

本当に放射線治療が原因なのかな…。
次の外来は、来週の水曜日。

まだ、いやな感じで咳が出てるんだよね。
たのむよ、ひどくならないでよね。



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